一週間ほど前に、私のニューヨークでの師 “ルイジ・ファチュート氏” がお亡くなりになられました。
私が初めてニューヨークに行ったのは、25年前。
ニューヨークに行ったときには必ずルイジ先生のレッスンを受け、私に自信を持たせてくれました。
英語が今一つの私でも、いつも優しくハグしてくれ、聞き取りやすいようにゆっくり話してくれ、ルイジスタイルジャズをたくさん教えてくれました。
「最近ではほとんどスタジオには来てないから会えないかも」と友人から聞いていたので、会えないかも・・・ と諦めていましたが、一昨年、昨年行った際にはラッキーな事に会えたのです。
でも、歩くのも困難な状態ではあったこと確かでした。
だから今年も・・・ と思っていたところでした。。。
ルイジスタイルって何?
って聞かれ事が当たり前になってきています。時代は流れていくので仕方がないことだと思います。
でも、この人がいなかったら今のダンスブームも、いや、ミュージカルもここまで広がっていないのです。
そんな素晴らしい人がいなくなってしまいました。
私達は、ただ目新しいものばかりに突き進んではいけないと思います。
先人の偉業をしっかり受け継ぎ、新しいものをプラスしていってこそ後世に残せるものが出来るのだと思います。
彼はまさにそれを私達のような人たちに伝えてくれたと思います。
今、彼の死をもってこれからの事を、しっかり見据えて行こうと思います。
素敵なダンスを、心を教えてくれてありがとう。
Thank you very much for Mr. Luiji.
You’re in my mind all the while.
I wish his soul rest in peace.